泉湧寺泉湧寺へは以前から一度は行ってみたいと思っていたのですが、わずか一週間の間に、まさか二回も行くことになるとは思いもよりませんでした。二回も行くつもりではなかったのですが、一回目は泉湧寺へ行ったつもりがそこは泉湧寺ではなくて今熊野観音だったのです。 門を入って参道をまっすぐ登って行けば良かったのに、あまりにも紅葉がきれいだったので、途中で左へ曲がってしまったのです。 とても、きれいな橋です。 紅葉が眩いくらいです。 燃えるような紅葉。 今年の紅葉も綺麗でした。 子守り大師さまです。 多宝塔です。 今熊野観音です。 そして、ここを泉湧寺だと勘違いして、納得して帰ってしまったのです。 門を出てバスに乗ってから気づきました。 もしかして、さっき行ったところは泉湧寺の本堂ではなかったのではと。 慌てて本を見て確認して…、あ~やっぱり。 残念で、残念で…。 近いうちに絶対にリベンジするぞ、ということで数日後もう一度行くことにしたのでした。 |☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆ 先日、泉湧寺へ行ったつもりで直前で今熊野観音へ行っただけで泉湧寺へ行けずじまいでした。 本当は泉湧寺へ一緒に行きたかった友達がいたのです。 その友達に、泉湧寺へ行ったはずが行けなかったことを話すとなんと不思議なことに、その友達も私が行った翌日に泉湧寺へ行ったつもりで私と同じように間違って今熊野観音様へしか行ってなかったのだそうなのです。 何とも偶然としか言いようがありません。 そこで、最初の思い通り二人で今度こそ、本当に泉湧寺へ行くことになったのです。 リベンジです。 門を入るとまず最初に見えてきたのが戒光寺です。 友達は前回ここへきて、大きな大仏様を見たのだそうです。 その大仏様が本当に素晴らしかったので、是非一緒にもう一度行こうということになりました。 本当です、凄い大仏様です。 あっ、大仏ではありません。 釈迦如来像でした。 本尊・釈迦如来立像(重文)は一丈六尺を越え(約5.4m)総高約10mの大像で、運慶湛慶父子の合作です。 木造の釈迦如来様は凄い迫力です。 ひんやりと“気”が感じられるのです。 ちょうどお坊さんがお経をあげておられました。 私たちはろうそくとお線香をあげました。 お経が途中から般若心経になったのが分かりました。 辺りは荘厳な雰囲気に包まれています。 ここは素晴らしいお寺です。 御本尊様が素晴らしいからでしょうか。 泉湧寺へいらっしゃるときは、ここに立ち寄られることをお勧めします。 釈迦如来さまのお顔を見たい人は戒光寺をクリックしてみてね。 このあと、前回行くことが出来なかった泉湧寺へ向かいます。 今度こそ今熊野観音様に引き寄せられることないように注意をしてまっすぐ進みました。 するとどうでしょう。 まっすぐに進んだとたん凄い景色です。 光のシャワーです。 私たちを迎えてくれているかのようです。 泉湧寺へ入りました。 泉湧寺は皇室の御香華院として、長く篤い信仰を集めています。 そのため、泉涌寺は「御寺(みてら)」と呼ばれています。 境内には大門、仏殿、舎利殿を配した中心伽藍と天智天皇、光仁天皇そして桓武天皇以降の天皇・皇族方の御尊牌をお祀りする霊明殿と御座所、庫裡などの建物が甍を連ねている。 本堂から少し山を下った所に楊貴妃観音堂があります。 楊貴妃観音堂の観音様は何ともいえず美しいです。 像容の美しさから、玄宗皇帝が亡き楊貴妃の冥福を祈って造顕された像との伝承を生み、楊貴妃観音と呼ばれて来たのだそうです。 そしてこのあと、御座所の屋根の上に奇跡のような美しい水蒸気を見ました。 昨日の雨が、太陽に照らされ蒸発しているのです。 一瞬ですが、下から湧いてくる霧のような美しい光景をみました。 泉湧寺は聞いていた以上に素晴らしいところでした。 何とも凛とした空気に包まれているのです。 私は好きだな。 まだ、行かれたことのない方是非お勧めです。 |